仕事を知るWorks
診療放射線技師

基本方針
患者さんから信頼される医療を提供する
患者さんを思いやりチームの一員として、責任を果たす
常に学ぶ姿勢で創意工夫を続ける
勤務時間
勤務形態 | 時間 |
---|---|
日勤① | 08:30~17:30 |
日勤② | 07:30~16:30 |
日勤③ | 09:30~18:30 |
当直 | 08:30~08:30(月に3回程度) |
部署長ご挨拶

放射線部 主任
青木 繁樹
HITO病院放射線部のホームページをご覧いただきありがとうございます。当院放射線部では、一般撮影、CT、MRI、骨密度測定、マンモグラフィー、健診バス、血管撮影、術中透視、術中CT、と多岐にわたっています。
また、最適な検査を行いつつ患者さんの医療被ばくを最小限にするため、日々の機器精度管理を実施し、放射線業務従事者の被ばく管理も行っています。
近年の業務拡大もあり、開院時9名であった当院の診療放射線技師も14名となりました。私たちは日々の臨床における技術の習得はもとより、各種学会への参加、学術研究、認定資格の取得など自己研鑚を行い、信頼される医療の提供を心掛けております。
技術が進歩し、新しい技術・医療機器が開発されても、医療の中心はHITOである。私たちは基本理念HITOを実践できるよう、これからも尽力致します。一人でも多くの方が当院の放射線部に興味を持って頂ければ幸いです。
1日の業務の流れ
時間 | 業務 |
---|---|
08:30 | 始業(主に外来検査) |
12:00 | 休憩 |
13:00 | 病棟検査、手術、血管撮影 |
17:30 | 終業 |
業務内容
放射線部は常勤放射線医師1名、診療放射線技師11名、事務職員1名で業務を行っており、患者さまが安心して受診・検査ができるような環境整備を図り、サービス向上に努めています。 休日・全夜間救急診療の放射線検査受け入れに対応はもちろん、地域の医療機関とも連携し、依頼検査にも対応しております。
CT
2管球デュアルエナジーCT装置を用いて、冠動脈CT・CTアンギオ・パフュージョンCTなどを含む種種のCT検査を行っています。
【平成28年度実績】
検査件数11,099件(造影検査1038件・冠動脈CTA198件)

SOMATOM Difinition Flash
MRI
3TMRI装置を用いて、頭部・脊椎領域を主とし、TractGraphy・F-MRI・MRS・心筋Cine/LGEなどを含む種々のMRI検査を行っています。
【平成28年度実績】
検査件数4,501件(造影検査230件・心筋Cine/LGE2件)
TractGraphy14件、F-MRI2件、MRS8件

MAGNETOM VERIO
血管撮影
バイプレーンDSA装置を用いて、脳外科・循環器科・放射線科で検査を行っています。
【平成28年度実績】
検査件数331件(IVR112件)

手術室
術中イメージや術後ポータブル撮影を行っています。 その他に手術の補助として3Dプリンタを用いたモデリングや術中ナビゲーション用のデータ作成なども行っています。

画像処理
ワークステーション(Vincent)を用いてCT・MRI・血管撮影の画像処理を行っています。症例に応じた多種多様な画像作成を精力的に行っています。

健診バス
健診バスでの胸部撮影を行っています。
【平成28年度実績】
健診バス出動回数165回

その他
その他に、一般撮影・マンモグラフィ・透視装置・骨塩定量検査・病棟ポータブル撮影なども行っています。
【平成28年度実績】
MMG567件、骨塩定量検査869件
教育体制
新規採用者への教育は、病院スタッフとして・放射線技師として必要な知識・技術を、ステップ形式で教育。1月ごとの評価シートを用いた評価で知識・技術の習得漏れのないように対応しています。1年目では基本的な業務を行える事を目標に、2年目・3年目では個人の意思・傾向に合わせたプログラムを作成し、より専門的な事を実践していきます。
また資格取得に必要な知識の積み重ねを部署全体で行っており、何かの資格にチャレンジする際のサポート体制も整っております。色んな資格に積極的にチャレンジする先輩職員と共に、自己研鑽に励み資格取得へチャレンジしていきましょう。
当院で取得した資格及び認定技師
- 磁気共鳴専門技術者 日本磁気共鳴専門技術者認定機構
- X線CT認定技師 日本X線CT専門技師認定機構
- 血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師 日本血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師認定機構
- 検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 日本乳がん検診精度管理中央機構
- 第一種放射線取扱主任者 原子力規制委員会
- 第二種放射線取扱主任者 原子力規制委員会
- 救急撮影認定技師 日本救急撮影技師認定機構
- 医療情報技師 日本医療情報学会
- 放射線機器管理士 日本診療放射線技師会
- 放射線管理士 日本診療放射線技師会
- 画像等手術支援認定診療放射線技師 日本診療放射線技師会
職場環境
サポート体制が充実しており、コロナ禍でより一層助け合いの意識が強固になりました。離職率が低く、新人技師は一人ずつの採用のため、指導体制が手厚いです。資格取得、学会発表もしっかりサポートしています。
技師全員にiPhoneが配布されていて情報共有がチャットでできます。搭載されている翻訳機能で日本語以外の言葉にも対応でき、外国籍のスタッフとのやりとりもスムーズです。
新しいことにチャレンジする風土のため、医療職のあったらいいなと実現するために、新しいアプリが開発されるなど、運用や使い方の相違工夫が楽しめる環境です。
業務内容が多岐にわたっており、どんな人材でも必ず活躍できる分野が見つかります!