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臨床工学技士

臨床工学技士

基本方針

医療機器を通して患者さんに安心・安全な医療を提供する
救急医療の中でも仕事とプライベートのメリハリある生活を目指す

勤務時間

早出 08:00~17:00(1名)
日勤 08:30~17:30

勤務形態振り分け
呼出待機一人当り月5-6回程度(年間の平日・休日数で待機が同日数になるように振分け)
臨時当直一人当り月0-2回(待機・当直に関して子育て・介護等あれば日数・曜日等調整)
時間外労働部署全体週0-2回
(予定手術の延長・緊急手技がほとんどでその日の待機者が交代するため待機者以外はほぼ定時帰宅)

部署長 ご挨拶

臨床工学部が目指すのは、医療機器を通じて患者さんが安心・安全で信頼できる医療を届けることです。それは、医療機器を見るではなく、機器から見える情報を一番深く考え、医師・看護師・その他コメディカルと共有し、患者さんを診ることだと考えています。
臨床工学部は、2013年に設立され、血管造影手術・医療機器管理・ペースメーカチェック・補助循環・手術室支援・特殊血液浄化療法・救急室支援・人工呼吸器管理、RST(呼吸ケアチーム)活動、医療安全活動等、多岐に渡って活動しています。
多職種との関わりが多くある部署のため幅広い知識を習得、また部署内勉強会や認定技師制度取得など専門性の高い知識の向上を目指しています。 患者さん、地域医療貢献のために一緒に働いてくれる方を募集しております。

臨床工学部 主任 小野 慶人

1日の業務の流れ

時間業務
08:00全身麻酔器・手術室設備始業点検
08:30始業/朝MTG
08:40各担当業務/カテ準備(カンファレンス・滅菌器材展開・機器点検)
午前の手術対応(麻酔補助・スコープオペレータ・ナビゲーション)
人工呼吸器巡回/救急室医療機器点検/医療機器回収/終業点検
11:00休憩
12:00カテ清潔野/外回り/午後の手術対応(麻酔補助・スコープオペレータ・ナビゲーション)
内視鏡手術鎮静下生命情報モニタリング
手技がなけければ医療機器年間点検(輸液・シリンジ・生体情報モニタ等/約500台)
ペースメーカ遠隔モニタリング(約100名)
17:30終業

【カテーテル手術】
CAG:120-150件
PCI:120件
EVT:40件
ペースメーカー埋め込み:20件
アブレーション:10件
コイル塞栓・血栓回収(脳):40-50件

【手術室業務】
麻酔補助:300件
スコープオペレータ:30-60件
ナビゲーション:30-40件

【生命維持装置】
CHDF:5-10件
CART:10-20件
IABP:5-12件
PCPS:1-3件
人工呼吸器:40件
NPPV:50件

【内視鏡業務】
鎮静下生命情報モニタリング:200件

臨床工学技士の役割

医療機器から見える情報分析のスペシャリストを一緒に目指しませんか?

私たちは多くの医療機器を取り扱い、職務を遂行しています。しかし、ただ医療機器を見るだけではなく、そこから一番多くの情報を読み取れるのが私達臨床工学士です。
その読み取った情報を、分析し必要な情報を考え、それを医師や看護師などの多職種に伝えていく「羅針盤」の役割を果たします。多くの職種や多くの部署と関わり合いながら一体となって患者さんを支えていきましょう!

臨床工学技士のお仕事

カテーテル検査・手術

清潔野のおける手技介助、外回りIVUS、FFR、ローターブレンダー、IABP、PCPSの操作、デバイス管理

手術室

麻酔補助、スコープオペレータ、ナビゲーション操作

人工呼吸器管理

医師の指示の下設定変更、SAT(覚醒試験)、SBT(離脱試験)、カフリーク試験の実施、救急室における挿管介助、人工呼吸器装着、自動心臓マッサージ器の装着

医療機器管理

終業点検・月間点検・年間点検

◯ 生命維持装置
人工呼吸器:5台
NPPV:2台
NHF:2台
IABP:1台
PCPS:1台
アフェレーシス:1台

〇 臨床工学科管理機器
輸液ポンプ:70台
シリンジポンプ:50台
経腸栄養ポンプ
生体情報モニタ
フットポンプネブライザ
自動持続吸引装置等

ペースメーカ

ペースメーカ埋め込み、外来、遠隔モニタリング、ICM管理

手術室業務

麻酔器・周辺機器の始業点検を行います。またナビゲーションの操作や機器トラブルに対応しています。

職場環境

月に一度医師も参加する臨床工学科内症例検討会を開催しており、生命維持装置(人工呼吸器・CHDF・PCPS)の設定等の振り返り・ペースメーカの設定・血管造影手術の結果等をディスカッションしています。
先輩の考え方や手技に対しての答え合わせが出来ることで一年目も含め臨床上の小さな疑問を解決でき、成長に繋がる良い機会となっています。また医師の治療の判断・考え方・読影方法を聞けることで教本には載っていないことが学べる貴重な時間となっています。

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